FreeBSD 2.2.8 Errata Notes
このファイル
ERRATA.TXT には 2.2.8 のリリース以降の ERRATA (不具合などの情報) が
おさめられています。このリリースに関する問題を報告するのは、
** なによりも前に ** このファイルを読んでからにしてください。また、
このファイルは新しい問題が発見されるたびに更新されます。ですから、
ついこの間この文書をチェックしたばかりであっても、バグレポートを
送る前にもう一度チェックし直してください。このファイルに加えられた
変更箇所は、自動的に
freebsd-stable@FreeBSD.org
にも e-mail で送られます。
2.2.8 のセキュリティに関する最新の勧告については、
ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/CERT/
をご覧ください。
---- セキュリティに関する勧告:
2.2.8 に対する現在有効なセキュリティに関する勧告: ありません
---- システムの更新情報:
o /usr/sbin/sysctl が正しい位置になく、whereis(1) が動きません。
対処法: 現在 sysctl(8) は /sbin/sysctl に移動しました。互換性を保つために、
単に次のようにシンボリックリンクを張ってください。
ln -sf /sbin/sysctl /usr/sbin
もしくはあなたのソースコードを 2.2-stable に同期させて
/usr/src/usr.bin/whereis/ で再構築とインストールをして
/usr/sbin/sysctl を削除すればいいでしょう。
o /usr/share/doc/FAQ がスペイン語になっています。
対処法: これは構築するときに FAQ の部分だけ失敗してしまったもので、
いまはすでに修正されています。cvsup や CTM で doc-all のタグのものを
すでに更新していたら、単に FAQ をソースから作り直して
インストールするだけでかまいません。もしくは
ftp://ftp.FreeBSD.org/pub/FreeBSD/doc/FAQ.tar.gz を取ってきて
次のようにして展開してください。
tar --unlink -xvzf FAQ.tar.gz -C /usr/share/doc
これで英語版の FAQ が手に入ります。
o getpwnam(3) の意味が間違ってしまう場合があります。
対処法: もしユーザ名に許されている最大の長さを越える文字列を受けとったとき、
getpwnam は正しくユーザのエントリを返さず、ユーザ名に許される
最大の長さの文字列を先頭に持つものにマッチしてしまいます。
この挙動を修正するには、libc を修正してリコンパイルする必要があります。
適切なパッチは次のようにして取ってくることができます。
http://cvsweb.FreeBSD.org/src/lib/libc/gen/getpwent.c.diff?r1=1.35.2.2&r2=1.35.2.3
リリース情報のページ