まず、 やって良いこと悪いことの セクションを読んでください。
さて、満足のいく port が完成したら、残るは それを FreeBSD のメインの ports ツリーに置いて、 他の人にも使ってもらうだけです。 work ディレクトリや pkgname.tgz といった package は 必要ありませんから、まずこれらを消去してください。 あとは shar `find port_dir` の出力を バグレポートに入れ、send-pr(1) プログラムを使用して 送ってください (send-pr(1) についての詳細は バグ報告と一般的な論評を参照してください)。 もし、圧縮していない状態で 20KB 以上あるような port であれば、 それを ひとつの tar ファイルにまとめて圧縮し、 バグレポートに入れる前に uuencode(1) を使用してください (20KB 以下のものを tar ファイルにして送っても良いのですが、 あまり歓迎されません)。 バクレポートの category は必ず ports, class は change-request としてください (レポートを confidential (機密) 指定には しないでください!)。 また、port 化したプログラムの短い説明文を バグレポートの ``Description'' フィールドに追加して、 ``Fix'' フィールドには shar したファイル、 もしくは uuencode した tar ファイルを追加するようにしてください。 後者は、ports 管理の作業をスクリプトで行なっている コミッターの助けとなります。
もう一度、オリジナルのソースファイルや work ディレクトリ、 make package で作成した package が 含まれていないことを確認してください。
Note: 以前には、新しい port を提出する際に FreeBSD の FTP サイト (ftp.FreeBSD.org) に アップロードするように お願いしていたことがあります。 現在このサイトの incoming ディレクトリは 読み出し不可になっており、アップロードは推奨されていません。 たくさんの海賊版ソフトウェアがそこに置かれたためです。
port を提出したら、辛抱強くお待ちください。時には、ある port が FreeBSD に取り込まれるまで、数日しかかかりそうもないの に、数ヶ月かかることもあります。 FreeBSD へのコミット待ちの ports の一覧が見られます。
わたしたちがひとたびその port をチェックしたら、必要なら あなたに確認して、それをツリーへ置きます。 あなたの名前はその他の FreeBSD への貢献者の一覧やその他のファイルにも載るでしょう。 う〜ん、素晴らしい。:-)
Note: わたしたちが作業しやすいように、 障害報告の概要 (synopsis) は適切に記述してください。 たとえば新しい port の提出なら ``New port: <port の簡単な説明>''、 port の更新なら ``Update port: <カテゴリ>/<port 名> <更新内容の簡単な説明>'' といった形式が歓迎されます。 こういう方法で報告するように心がけていれば、あなたの報告 (PR) が すぐに誰かの目にとまる確率が ぐっと高くなるのです。