このセクションではソフトウェアを port する上で、 良くある落し穴などについて説明します。 このリストを使ってあなた自身が作成した port のチェックはもとより、 PR データベースにある、 他の人が作成した port のチェックもできます。 あなたがチェックした port についてのコメントを バグ報告と一般的な論評にしたがって送ってください。 PR データベースにある port をチェックすることは、 わたしたちがそれらを commit するのを早めるとともに、 何をしているかをあなたが理解していることも証明します。
バイナリは特に必要がなければ、手動で strip しないでください。 すべてのバイナリは strip すべきですが、 INSTALL_PROGRAM マクロがバイナリのインストールと strip を同時に行います (次節をご覧ください)。
ファイルを strip する必要はあるものの INSTALL_PROGRAM マクロを使いたくない場合は、 ${STRIP_CMD} でプログラムを strip できます。 これは、多くの場合 post-install ターゲット内で行われます。たとえば
post-install: ${STRIP_CMD} ${PREFIX}/bin/xdl
インストールされた実行形式がすでに strip されているかどうかは file コマンドで確認できます。 ``not stripped'' と表示されなければ strip されていることを示しています。 さらに、strip(1) はすでに strip されたプログラムは strip せず、問題なく終了します。