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FreeBSD/ppc プロジェクト

はじめに

FreeBSD/ppc プロジェクトのページには、FreeBSD の PowerPC® アーキテクチャへの移植に関する情報がまとめてあります。 移植そのものと同じく、このページはまだ大部分が作成中です。

目次

現在の状況

FreeBSD/ppc は、まだ Tier 2 プラットフォームです。 すなわち、セキュリティオフィサやリリースエンジニア、 ツールチェーンメンテナによる全面的なサポートはありません。


最近の情報

  • 2009 年 4 月 3 日: PowerPC G5 への対応が SVN へコミットされました。
  • 2009 年 3 月 3 日: Freescale® の PowerQUICC III MPC85XX ファミリ system-on-chip development ボードへの対応が CVS へコミットされました。
  • 2008 年 2 月 27 日: FreeBSD 7.0 で、 はじめて公式に FreeBSD/ppc に対応しました。

よくある質問

  1. FreeBSD/ppc のインストール方法は?
  2. どのようにして FreeBSD/ppc で ports を利用するのですか?
  3. 誰に連絡すればよいですか?

FreeBSD/ppc のインストール方法は?

New-World Mac の FreeBSD 8.2 ISO イメージは、ダウンロード可能です。 入手方法の詳細については、 リリースアナウンスメント をご覧ください。 ここ の説明に従ってください。

どのように port を FreeBSD/ppc で利用できますか?

FreeBSD で簡単に ports を利用する方法は、 portsnap を使うことです。 説明が必要であれば、ハンドブックの Ports Collection の利用 を参照してください。

誰に連絡すればよいですか?

Peter Grehan 氏がプロジェクトの主要人物です。 コードを貢献できるなら、彼に連絡してください。 単にプロジェクトの状況を知りたい場合は、定期的にこのページを参照するか、 FreeBSD/ppc メーリングリスト に 参加してください。


ハードウェアリスト

FreeBSD/ppc は、どんな New-World マシン (USB ポート内臓のアップルマシン) でも動作するはずです。 以下のようなシステムで FreeBSD が動作したことが報告されています。

メーカー モデル 報告者 (リンク) 備考
Apple iMac G3 350 MHz Martin Minkus Rage 128VR
Apple iMac G3 DV Special Edition David S. Besade (dmesg) None
Apple iMac G3 Revision B Peter Grehan Rage 3D Pro 215GP, accel disabled
Apple eMac 700 MHz Peter Grehan Nvidia GeForce2 MX
Apple Mac Mini G4 1.4 GHz Tilman Linneweh (dmesg) None
Apple Powerbook G4 1.33 GHz Peter Grehan Nvidia GeForce G5200
Apple Aluminium Powerbook G4 1.5 GHz Andreas Tobler None
Apple PowerMac G5 FreeBSD 8.0
Apple iMac G5 FreeBSD 8.0
Apple Xserve G5 FreeBSD 8.1
Apple PowerMac G5 (late 2005) FreeBSD 8.1
 

FreeBSD/ppc メーリングリスト

このメーリングリストを購読するには、 にメールを送るか、 mailman インタフェースを利用してください。


既知の問題

  • sysinstall は正しくパーティションを作成できません。 かわりに gpart を使ってください。
  • ATI Radeon ベースのコンピュータでは、 ofw syscon の range check を relax するよう、 sysctl hw.ofwfb.relax_mmap を設定する必要があります。
  • ブートローダには既知の問題があります。 このバグのため別のカーネルを読み込むことができないので、 カーネルのテストには危険が少し伴います。 Open Firmware プロンプトからローダを起動すると、 存在しないパーティションを示すか、 ロードするカーネルが存在しない、または、 UFS ではないパーティションを示します。
    0 > boot hd:loader hd:0
    
    ここで、currdev を設定でき、手動でカーネルをロードしてください。
    OK set currdev=hd:14
    OK load /boot/kernel/kernel.save
    

ドキュメント、ホワイトペーパー、ユーティリティ

その他の有用なリンク